UX検定 問題集
- 認知的負荷の低いシステムで完結することが「よいUX」につながりやすい
- ユーザーがプロダクトを利用する時のみ重視すればよい
- 同じユーザーであっても置かれた状況によって成し遂げたい「Job(成果)」や雇いたい「プロダクト」は異なる
- 「よいUX」は相対的であるが、絶対的な基準は存在する
答え
2. ユーザーがプロダクトを利用する時のみ重視すればよい
解説
UXはユーザーがプロダクトを利用する時だけでなく、その前後も含めた全期間を含む概念です。
UXに関連する「ジョブ理論」では、同じユーザーであっても置かれた状況によって成し遂げたい「Job(成果)」や雇いたい「プロダクト」は異なることを指します。
このため「よいUX」は相対的でありつつも、絶対的な基準はあります。
たとえば、行動経済学者 D・カーネマンの「ファースト&スロー」で一般化された概念では、脳のシステムを「システム1「速い思考」」と「システム2「遅い思考」」に分けています。認知的負荷の低いシステム1で完結することが「よいUX」につながりやすいと考えられています。