About

名前:松岡号介
所在地:神奈川県横浜市
事業内容:HCDに基づくUI/UXデザイン実践

あいさつ

はじめまして、UXデザイナー/人間中心設計専門家の松岡です。私はこれまで、紙媒体の広告からWeb、SaaS、業務UIまで、多様な領域で「人に伝わり、届く設計」に携わってきました。

現在は、HCDの視点でユーザーの行動や意図を丁寧に捉え、共感と納得を生む体験設計を目指しています。心理学や行動経済学の知見も取り入れながら、より良い判断や行動につながるデザインを探求しています。

2025年より、慶應義塾大学にて哲学や心理学を学び直し、「UXを通して社会により深く貢献すること」を目標に、実務と学びを往復する日々を送っています。

ご一緒できる機会があれば、どうぞよろしくお願いいたします。

クラウド会計サービスにおいて、ユーザーリサーチ・ユーザビリティ評価・カスタマージャーニーマップ(CJM)作成などを主導。業務ユーザーのペインポイントを可視化し、プロトタイピングを通じて改善案を提案。これらの施策が正式に採用され、導入後にはカスタマーサクセス部門からも定量的な成果(満足度・継続率の向上)が報告された。UX改善プロセス自体も仕組み化し、チームに継続的な改善文化を根付かせた。

略歴

2025年〜|学び直しと社会還元

慶應義塾大学通信課程・文学部に入学。UXデザインの根幹にある「人間理解」や「文化・歴史的背景」を学術的に探求し、より深いインサイトに基づく体験設計を目指す。学びの成果は、教育・執筆・コンサルティングを通じて社会に還元することを目標としている。実務経験とアカデミックな視点を掛け合わせ、UX/HCDの価値を広く伝える活動に取り組む。


2024〜2025年|HCD導入支援(教育・研修)

企業内デザインチーム向けに、HCD(人間中心設計)プロセスの導入・定着を支援。社内研修の企画・講師を務め、ワークショップやOJT形式でHCDの実践スキルを指導。プロセス設計のコンサルティングも行い、部門横断でのUX品質向上に貢献。HCD-Net認定専門家として、理論と実務をつなぐ立場から、組織のUX文化形成を推進した。


2022〜2024年|SaaS UX改善とプロセス導入

クラウド会計サービスにおいて、ユーザーリサーチ・ユーザビリティ評価・カスタマージャーニーマップ(CJM)作成などを主導。業務ユーザーのペインポイントを可視化し、プロトタイピングを通じて改善案を提案。これらの施策が正式に採用され、導入後にはカスタマーサクセス部門からも定量的な成果(満足度・継続率の向上)が報告された。UX改善プロセス自体も仕組み化し、チームに継続的な改善文化を根付かせた。


2020〜2021年|業務UIの刷新(0→1設計)

業務効率に課題を抱えていた社内システムに対し、ゼロベースからのUX設計を実施。現場インタビューによる課題抽出、ペルソナ設計、業務フローの可視化から、UI設計・プロトタイピング・ユーザーテストまでを一貫して担当。実装後には業務時間の短縮やエラー率の低下など、明確な業務改善効果が得られ、HCDの有効性を社内に浸透させる契機となった。


2014〜2019年|Web制作・UI/UX実務

コーポレートサイトやプロモーションLPのリニューアルを多数担当。アクセス解析やABテストの結果を元に、ユーザーの行動や心理を踏まえた改善提案を実施。UXという言葉がまだ一般化していなかった時期から、直感と観察に基づいてユーザー視点を重視したデザインに取り組む。デザインの表現力だけでなく、ユーザー体験の質を向上させるアプローチを追求し始めた期間。


2005〜2013年|広告制作(紙媒体)

広告代理店にて、新聞・雑誌・交通広告などの紙媒体を中心に、ビジュアルデザインとディレクションを担当。企業キャンペーンや商品広告において、「短い時間で情報を伝える」「視線を惹きつける」といった視覚的コミュニケーションを磨く。読者や生活者視点での表現づくりに取り組んだ経験が、後のUX思考やHCD実践の基礎となった。

強み

人間中心設計(HCD)に基づくプロセス設計と実践力

上流工程のリサーチから、下流のUI設計・評価まで一貫して担えるUX実務経験を持つとともに、HCD-Net認定「人間中心設計専門家」として、プロセス全体の設計や組織内へのHCD導入支援も対応可能です。個人のスキルにとどまらず、チームや組織全体がHCDを実践できる状態をつくることを目指しています。


リサーチ起点の構造設計力

KA法やペルソナ設計、カスタマージャーニーマップ(CJM)などの手法を駆使し、ユーザーの行動の背後にある「意図・動機・文脈」を丁寧に読み解き、サービスの構造に落とし込むことが得意です。単なる表層のニーズではなく、ユーザーの“なぜそうするのか”を掘り下げた上での情報設計と体験設計を行います。


心理・行動経済学の応用力

UXに大きな影響を与える「非合理な意思決定」や「認知バイアス」に関する知見を持ち、選択肢の提示方法やナッジの設計を通じて、ユーザーの意思決定を支援するインタフェース設計に取り組んでいます。行動経済学検定1級を取得し、実務にも応用できる形で体系化された知識を活用しています。


教育・育成への情熱と継続学習の姿勢

これまでに社内デザインチーム向けの研修やOJT、ワークショップ設計などを通じて、UXの実践力を育む活動に取り組んできました。現在は慶應義塾大学通信課程にて哲学・心理学・社会学などの人文系領域を学び直しており、学術的な知見と現場経験を融合させた「伝え方」「教え方」の質を高めることを目指しています。

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